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歯性上顎洞炎

目次

鼻の症状の原因が歯にあるかもしれません

「鼻が詰まる」「頬が痛い」「嫌な臭いがする」といった症状で耳鼻科を受診しても、なかなか改善しないことはありませんか。実は、その症状の原因が歯にある可能性があります。

上顎洞(じょうがくどう)は、鼻の横にある空洞で、副鼻腔の一つです。上の奥歯の根は、この上顎洞に非常に近い位置にあるため、歯の炎症が上顎洞に広がることがあります。歯が原因で起こる上顎洞炎を「歯性上顎洞炎」と呼び、副鼻腔炎全体の約10〜40%を占めると言われています。

歯性上顎洞炎は、耳鼻科での治療だけでは治りません。原因となっている歯の治療が必要です。大崎リンク歯科口腔外科・矯正歯科では、口腔外科の専門知識とCTによる精密診断で、歯性上顎洞炎を根本から治療します。

歯性上顎洞炎とは

上顎洞は、上顎骨の中にある空洞で、鼻腔とつながっています。正常な状態では空気で満たされており、鼻呼吸や声の共鳴などに関わっています。

上の奥歯の根は、上顎洞の底部に非常に近い位置にあります。人によっては、歯の根が上顎洞の中に突き出していることもあります。そのため、歯の根に炎症が起こると、簡単に上顎洞へ広がってしまいます。

通常の副鼻腔炎は両側に起こることが多いですが、歯性上顎洞炎は片側だけに起こることが多いのが特徴です。また、歯の細菌が原因で悪臭を伴うことが多いです。

症状

  • 鼻の症状

    鼻が詰まる症状は片側だけのことが多いです。黄色や緑色の鼻水が出る、膿のような嫌な臭いがするといった症状も現れます。頬や上の歯の周辺が痛む、重い感じがする、頭痛がするなどの症状を伴うこともあります。

  • 歯の症状

    上の奥歯が痛い、違和感がある、上の奥歯を噛むと痛みを感じるといった症状があります。歯茎が腫れていることもあり、過去に根管治療をした歯がある場合は特に注意が必要です。

  • 全身症状

    発熱することもあり、倦怠感や食欲不振といった症状が現れることもあります。

    症状は風邪や通常の副鼻腔炎と似ているため、耳鼻科で治療を受けても改善しないことがあります。

原因

  • 歯根の炎症

    虫歯が進行して歯の神経が死に、根の先に膿が溜まると(歯根嚢胞)、炎症が上顎洞に広がります。過去に根管治療を受けた歯でも、再び感染すると上顎洞炎を引き起こすことがあります。

    歯根嚢胞・含歯性嚢胞について詳しくはこちら >
  • 歯周病の進行

    重度の歯周病により、歯を支える骨が大きく失われると、細菌が上顎洞に達することがあります。

    歯周病について詳しくはこちら >
  • 抜歯後の合併症

    上の奥歯を抜歯した際に、上顎洞と口の中がつながってしまうことがあります。この穴から細菌が入り、上顎洞炎を引き起こします。

  • インプラント治療の合併症

    上顎にインプラントを埋入する際に、上顎洞を傷つけたり、インプラントが上顎洞内に入り込んだりすることで、上顎洞炎が起こることがあります。

  • 歯根の破折

    歯の根が折れると、そこから細菌が侵入し、上顎洞炎を引き起こすことがあります。

当院の歯性上顎洞炎治療における特徴

CTによる精密診断

歯性上顎洞炎の診断には、CTによる画像診断が非常に有効です。当院では歯科用CTを導入しています。炎症の程度や膿の溜まり具合といった上顎洞の状態と、原因となっている歯を正確に特定できます。

通常のレントゲンでは二次元的な情報しか得られませんが、CTを使用することで三次元的に詳しく確認でき、上顎洞と歯根の位置関係も正確に把握できます。

口腔外科の専門知識を活かした治療

歯性上顎洞炎の治療には原因となっている歯の処置だけでなく、場合によっては上顎洞の洗浄や、口腔上顎洞瘻の閉鎖手術など、外科的な処置が必要になることがあります。

当院には口腔外科の専門知識を持つ歯科医師が在籍しており、必要に応じて大学病院への紹介に対応しています。

治療方法

歯の治療

  • 根管治療

    虫歯や歯根の炎症が原因の場合、根管治療を行います。根管の感染源を取り除き、きれいに洗浄・消毒します。適切な根管治療により、上顎洞炎も改善することが多いです。

    根管治療について詳しくはこちら >
  • 抜歯

    歯の状態が悪く保存が困難な場合や、歯根が上顎洞内に突き出ている場合は、抜歯が必要になることがあります。抜歯後は、上顎洞と口腔がつながらないよう注意深く処置します。

  • 歯周病の治療

    歯周病が原因の場合は、歯石除去や歯周外科治療を行います。

    歯周病について詳しくはこちら >
  • 抗生物質の投与

    細菌感染による炎症を抑えるため、抗生物質を処方します。適切な抗生物質を選択し、十分な期間服用していただきます。

  • 口腔上顎洞瘻の閉鎖

    抜歯後に上顎洞と口腔がつながってしまった場合、穴を閉じる手術が必要です。歯茎を移動させて穴を覆い、縫合します。

  • 手術療法

    保存的治療で改善しない場合や、上顎洞内にインプラントや根充材などが入り込んでいる場合は、上顎洞の開放手術が必要になることがあります。このような場合は、大学病院や専門医療機関へ紹介することもあります。

治療の流れ

  1. 1カウンセリングと診察

    まずは症状を詳しくお伺いします。いつ頃から症状があるか、過去の治療歴などを確認します。お口の中を診察し、原因と思われる歯を特定します。

  2. 2検査

    レントゲンやCT撮影により、上顎洞の状態と原因の歯を正確に診断します。撮影した画像をモニターに映し出し、現在の状態をわかりやすくご説明します。

  3. 3治療計画の説明

    診断結果をもとに、治療方法、期間、費用などについて詳しくご説明します。抜歯が必要な場合や、耳鼻科との連携が必要な場合も、しっかりとお伝えします。

  4. 4治療

    根管治療や抜歯など、原因となっている歯の治療を行います。同時に抗生物質を処方し、感染をコントロールします。

  5. 5経過観察

    治療後、症状が改善しているか定期的に確認します。レントゲンやCTで上顎洞の状態も観察します。通常、数週間から数ヶ月で症状は改善していきます。

予防と再発防止

虫歯や歯周病の予防

歯性上顎洞炎の原因の多くは、虫歯や歯周病です。毎日のセルフケアと定期的な歯科検診で、お口の健康を保ちましょう。

予防歯科・歯のクリーニングについて詳しくはこちら > 定期検診について詳しくはこちら >

根管治療後の定期検診

過去に根管治療を受けた歯は、再感染のリスクがあります。定期的にレントゲンで確認し、異常があれば早期に対処しましょう。

上の奥歯の抜歯は慎重に

上の奥歯を抜歯する際は、上顎洞との位置関係を十分に確認し、適切に処置することが重要です。当院では、口腔外科の専門知識を持つ歯科医師がCTで事前に詳しく確認した上で、抜歯を行います。豊富な外科経験により、合併症のリスクを最小限に抑えた治療を提供しています。

よくある質問

Q耳鼻科で治らない副鼻腔炎は、歯が原因の可能性がありますか?
Aはい、歯が原因の可能性があります。特に片側だけの症状、悪臭を伴う場合は、歯性上顎洞炎が疑われます。一度歯科で診察を受けることをおすすめします。
Q治療期間はどのくらいかかりますか?
A歯の状態によりますが、数週間から数ヶ月かかることが多いです。根管治療で改善する場合もあれば、抜歯や外科処置が必要な場合もあります。
Q治療は痛いですか?
A根管治療や抜歯の際は麻酔を使用しますので、処置中の痛みはほとんど感じません。治療後に軽い痛みや腫れが出ることがありますが、痛み止めを服用することで日常生活に支障はありません。
Q放置するとどうなりますか?
A放置すると慢性的な鼻詰まりや頭痛が続き、生活の質が低下します。また、炎症が広がると視力障害や髄膜炎など、重篤な合併症を引き起こすこともあります。早めの治療が重要です。
Q再発することはありますか?
A原因をきちんと治療すれば、再発率は低くなります。ただし、他の歯が新たに原因となる可能性はあります。定期的な歯科検診で予防しましょう。
Q保険は適用されますか?
Aはい、歯性上顎洞炎の治療は保険適用となります。根管治療や抜歯、CT撮影など、必要な処置はすべて保険診療で行えます。

大崎リンク歯科口腔外科・矯正歯科では、歯性上顎洞炎の精密な診断と根本的な治療を行っています。鼻の症状が続く方、耳鼻科での治療で改善しない方は、お気軽にご相談ください。品川区大崎駅から徒歩4分、土日診療も行っています。

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